ゼムクリップは、数枚の紙をとめるときに使います。
ゼムクリップは、書類を提出するときに使うことが多いため、なかなか「その後のクリップ」を知る機会はありません。
実は、ゼムクリップの良し悪しは使った直後ではなく、ずっと先にあらわれるのです。
100均のゼムクリップも文具店で売っている「ちょっと高いゼムクリップ」も紙をとめる力にさほど差は感じません。
ただ、数年たったときに100均の一部のゼムクリップは表面の様子が変わり、中には錆び始めるものがあります。
理由は、ゼムクリップの材料です。鉄が多く使われていると錆びやすくなります。
「ちょっと高いゼムクリップ」は、鉄にニッケルなどを加えて錆びにくくなっています。
「さらに高いゼムクリップ」は、ステンレスで作られているものもあります。
ただ、100均のゼムクリップでも鉄にクロムを混ぜたスチールを使い、表面をニッケルメッキにしているものがあります。
セリアのゼムクリップは、ニッケルメッキされたゼムクリップが250個入って110円(税込み)です。
鉄のゼムクリップと並べてみると光沢が違います。